【ニュース コンプライアンス・ソリューション】判決ニュース
新潟地裁、CADソフトウェアの違法複製品販売などで千葉の男性に対し懲役3年の実刑判決
ビジネス・ソフトウェア・アライアンス(本部:米国ワシントンD.C.、以下BSA)は、新潟地方裁判所が、2023年9月19日、BSAの会員であるソフトウェア会社が著作権を有するプログラムを違法にコピーし販売した千葉県在住の男性に対し、著作権法違反で懲役3年(執行猶予5年)、罰金100万円の判決を言い渡したと発表しました。
判決は、男性がインターネットオークションサイトで海賊版ソフトウェア製品を販売したことが、複製権、商標権、不正競争防止法違反に当たると判断しました。男性は、ライセンス認証を回避するプログラムを使用して、そのCADソフトウェアをインターネット上で海賊版化し、自身のウェブサイトで販売していたものです。判決は、男性が常習的かつ悪質な方法で犯罪を犯し、ソフトウェアの権利者のビジネス上の評判を傷つける可能性が高いと指摘し、男性の犯行は権利者の営業上の利益を著しく害し、公正な競争秩序を乱すものであったと述べています。判決はまた、被告人は生活保護を受給しながら犯行に及んでおり、稼いだ利益のほとんどをギャンブルに費やしていたことから、その動機は厳しい批判に値すると述べました。なお、この判決の量刑は他の同様のケースよりも重いものとなっています。これは、男性が、ウェブサイトを利用するために身分証明書の提示を求められた際に偽造運転免許証を提示しており、これが有印公文書偽造と行使に当たるとされたことが理由と思われます。